こんにちは、税理士事務所で働くAmyです。

ちまたでは、
「日商簿記2級って意味ない?」
「日商簿記2級は評価が上がらない?」
なんていう疑問をよく聞きます。がんばって資格を取ろうとしているのに、ネガティブな情報があると悩んでしまいますよね。
実際の現場で働く私としては正直なところ・・
日商簿記2級は取る意味がめっちゃある
と思っていますし、オススメします!
ここからは、実際の仕事現場や生活でどんなメリットがあったかを書いていきますね。
3つのメリット

今後一生働く場に困らない安心感
「コロナや不況で明日仕事を失うかもしれない。」
そんな時でも、日商簿記2級はどの会社でも活躍する資格です。
なぜなら「経理・簿記なしで成立する会社は無いから。」
どんな会社でも、必ず経理の仕事が発生します。
経理を疎かにすると、税務署からこっぴどく怒られてしましますからね笑
日商簿記3級じゃダメなの?

ここで、日商簿記3級だけじゃダメなの?なんて疑問も出てきますね。
結論としては
「日商簿記3級だとちょっとたよりない」
というのが本音です。
というのも、
日商簿記3級の範囲は
- 個人〜小さな会社の経理
日商簿記2級の範囲は
- 中〜大企業の経理
- 製造業の経理
- 輸出入の企業の経理
このように日商簿記3級の範囲は狭く、
ちょっとした企業でも日商簿記2級の範囲まで勉強していないとわからないことも多いです。
また、実際の求人情報にも条件に「日商簿記2級」と記載されていることが多いです。
上司からの評価が上がる

経理の世界は古いんです。
IT業界などの若い世代が多い業界と違って上司の年齢層も高いので、
資格というメリットが大きい業界です。
会社によっては手当がつく場合もあります。
私も、日商簿記2級を取ってから
- 忙しい時期の手当支給
- 時給アップ
- 税理士先生の信頼度アップ
という結果が得られました。
私生活で役立つ

私生活で一番メリットだなと感じたのはコレです。
主婦なので家族とお金の管理に敏感です( ^ω^ )
せっかく資格を取ったら、仕事だけでなくプライベートでも活用できると嬉しいですよね。
日商簿記2級は、私生活でもこんなことで役立ちます。
- 投資をする時に「この会社は安全なの?」というのが分析できる
- 家計のバランスシート(決算書)を作れるようになる
最近は投資が盛んですね。私もやっています。
ただ、私は日商簿記2級の勉強をしたことによって、
「なんとなく会社の雰囲気で株の購入を決める」(あぶないのでマネしないでね)
から
「決算書を見て、会社の安全性から株の購入を考える」
という風に変わりました。
日商簿記2級の勉強で、ひたすら連結会計の貸借対照表や損益計算書を見ていたおかげです(^ ^)
実際の活用事例

ここからは、日商簿記2級を取得したことによって私が得られたメリット、活用例をご紹介します。
仕事面で
- 会計に関する知識が広がり、仕事の幅も広がった
- 時給が上がり、手当がつくようになった
- もし今の職場をクビになっても、次の仕事を探すのに不安がなくなった
生活面で
- 投資を判断するための知識がついた
- 家計について、トータルで判断できるようになったので資産形成がしやすくなった
- 自分に知識がついたので、子どもたちにも金銭教育が出来るようになった
- 目標のために勉強する習慣がついた
こんな風に、仕事でもプライベートでもより一層充実したなと、毎日感じます。
私は独学で日商簿記2級を取得したのですが、
同じく独学で取得したい!という方は下記の記事もどうぞ!
日商簿記2級の独学取得方法
まとめ

以上、実務経験者から見る日商簿記2級を取るメリットについて解説してきました。
まとめると
- 食いっぱぐれない
- 上司からの評価が上がる
- 私生活でも活用できる
日商簿記2級は仕事での評価から、資産形成の知識にもなります。
仕事にも私生活にも有意義な日商簿記2級、ぜひ挑戦してみてくださいね。
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