コロナによる自粛が1年以上続いていますね。外出が制限されているので、
- 社会科見学
- 修学旅行
- 家族旅行
などで、社会を知る貴重な経験を出来る機会が減ってしまい、親としては子どもの将来が心配ですよね。
そこで今回は、
- 家にいながら、社会の色々なことが学べる
- まるで社会科見学や旅行に行ったみたい
こんな風に親子で楽しめ勉強になるマンガを3冊紹介します!

子どもじゃなく、親も「へぇ~!そうだったんだ!」と感じられるような魅力たくさんのマンガなので、ぜひ親子で読んでみてくださいね!
おすすめ3選
ここからはさっそく、オススメのマンガを3シリーズをご紹介していきます!
学研のひみつシリーズ

最初にご紹介するのは、大手企業×学研がタッグを組んで作った「ひみつシリーズ」です。
どんなマンガかというと、
「みんなが疑問に思っていることや、知りたいことを分かりやすくストーリー仕立てで説明してくれるマンガ」です。
説明って聞くと、なんだかお堅い説明マンガなのかな?と思いますが全然違います!
対象年齢は小学校低学年向け
ひみつシリーズは各巻ごとに違うイラストレーターさんがイラストを担当しています。
どの本もイラストも可愛く、主人公も小学生なので幼稚園や保育園の子でも楽しく読むことができちゃいます。
ネットで無料公開
なんとこのマンガ、大手企業がスポンサーになって作っているので、無料で読めちゃいます。
逆に書店などでは売っておらず、図書館や学校で借りて読むこともできます。
購入したい場合は、メルカリや中古書店などを探すとあったりするようです。
読み応えたっぷり175冊
2021年5月現在、全175冊ものシリーズになっています。
このシリーズだけで、社会のほとんどのことが学べるのでは?という量です。

私も図書館でよく借りて読んでいるのですが、いまだに全種類は読破できていません笑
えいみのオススメ
175冊もあると、どれから読んでいいのかわからないですよね。
そこで1冊、子どもたちも好きな私のオススメ本を紹介します!

ご紹介するのは、うちの子たちも大好きな「真珠のひみつ」。
なんと真珠のアクセサリーで有名な、株式会社ミキモトとの協力で作られた本なんです。
物語は表紙のクロエという女の子が、フランスから日本の主人公シュンタの家にホームステイをしに来るところから始まります。
クロエは”ある目的”があり、日本にやってきたのです・・。
主人公シュンタ・クロエと一緒に、真珠の歴史やひみつを楽しみながら勉強できるマンガです♪

絵が可愛くて、小さな子でも楽しく読んでくれそうな内容です。
私も読んでみて、真珠のネックレスが欲しくなりました〜笑
学研のひみつシリーズはこちら

サバイバルシリーズ

最近小学生の間でとても人気なので、名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?「サバイバルなんて、なんか破茶滅茶な子ども向けのマンガなんでしょ?」と思うなかれ。
主人公がさまざまなサバイバル(生き残り作戦)を通して
- 環境問題
- 自然災害
- 科学のふしぎ
- 体のなぞ
こんな深いテーマについて学ぶことができます!
対象年齢は小学校高学年向け
しっかり理解して読むなら小学校高学年以降の方が楽しめます。
ただ、うちの子も1年生ですが楽しく読めているので、親子で読むなら小学校低学年からでも全然OK。
フルカラーで読みやすい
1320円(税込)とちょっと値段がお高いのですが、その分フルカラーで読みやすく、説明などもとてもわかりやすいです。
絵がキレイ
シリーズの中で絵を担当している作者の人は何人かいますが、最近のシリーズでは韓 賢東(ハンヒョンドン)さんが絵を担当しており、キャラクターも魅力的で女の子もとても可愛く描かれています。「サバイバル」と言うとどうしても男の子のマンガっぽいですが、絵が可愛いので女の子にもオススメですよ。
えいみのオススメ
ここで1冊、私のオススメの本をご紹介しますね!
私のオススメは「ゴミの島のサバイバル」です。
主人公ジオが訪れた南の島フィオ島は、観光地として大人気の場所です。
でも実はここは、想像を絶する”ゴミの島”だった・・・。
という、大人が読んでもショッキングな話です。これ、実は物語の中だけの話ではなく、実際にある話なんです。ポップな絵で描かれているのですが、地球が抱えている環境問題、ゴミ問題について親子で考えることができる、とても勉強になる1冊です。
サバイバルシリーズは2巻構成なものが多いのですが、この本は1冊で完結しますし読みやすいので、最初の1冊としてオススメです♪
その他のサバイバルシリーズの本
2021年5月現在の最新シリーズ「超高層ビルのサバイバル」
主人公ジオたちが、超高層ビルに閉じ込められた!
こんな危ない状態からスタートするこのシリーズ。
日本ではあまり見かけませんが、世界では超高層ビルは多数あります。
そんな「超高層ビルってどんな構造なの?」「もしもの時はどうすればいいの?」という疑問について、ジオたちのハラハラする脱出劇を見ながら一緒に学ぶことができます。
プログラミングに興味がある人にオススメの「AIのサバイバル」
主人公ジオ、天才プログラマー少年のユジンたちが、人工知能に挑むAIのサバイバル。
ドキドキハラハラの戦いをしながら、ITやプログラミング、人工知能について楽しく学ぶことができるマンガです。
私は学生時代に必死にプログラミングを学んだのですが、今は小学生からこんなに簡単にITについて学ぶことができるのか!と驚いた1冊です。
はたらく細胞シリーズ

最後にご紹介するのは、人間の中の細胞を主人公にしたコミカルなマンガです!
なんと主人公は、赤血球と白血球です笑
2018年・2021年にアニメ化もされました。
また、
- メインの「はたらく細胞」
- 赤ちゃんの中の細胞の話「はたらく細胞BABY」
- 女性の中ではたらく細胞の話「はたらく細胞LADY」
- 腸内細菌の戦いを可愛く描いた「はたらく細菌」
などシリーズ展開されているので、子どもから大人まで楽しく読むことができます。

学習マンガとして発売されているわけではありませんが、人体について楽しく学べてしまうため、東大生500人が選ぶ“勉強になるアニメ”で1位になるほど。
主人公がイケメン、ヒロインがかわいい

マンガを読もうか悩んだときに、やっぱり絵の上手さは気になりますよね。
特に小さい子ほど見た目に左右されます。
このマンガの主人公2人は、
- 白血球はとても格好良くてちょっと天然
- ヒロインの赤血球も赤髪ショートのドジで可愛い子
として描かれており、絵が気になる子でも読みやすいイラストです。
自然に細胞の名前が覚えられる
はたらく細胞は、細胞たちがみんな個性豊かに擬人化しています。
なので、赤血球、白血球のほか、キラーT細胞、マクロファージなど、普通の人なら「なにそれ?」となってしまうような専門用語や体の中での役割も、自然に覚えてしまいます。
うちも、当時幼稚園の娘が

マクロファージはなんでも食べちゃって最強だよね〜ママ!
と素で話しているのを見て

マンガの力、恐るべし・・!
と感動したのを覚えています。
ほとんど単発の話なので、何巻から読んでも大丈夫
はたらく細胞は基本的に1〜2話で完結します。なので、正直何巻から買っても楽しめます。
えいみのオススメ
私の一番のおすすめは、やっぱりはたらく細胞の1巻です。
- スギ花粉症
- インフルエンザ
などが起きたときに「体の中でどんな状態になるの?」というのが、わかりやすく面白く描かれているので家族みんなで楽しめます。
その他のシリーズ
はたらく細胞BABY
こちらはなんと、赤ちゃんの細胞を擬人化したストーリーです。
赤ちゃんがお腹の中にいる時から、出産〜ひとりの人間として成長していく途中で細胞がどんな風に変化していくのかをコミカルに描いています。
このマンガを親子で一緒に読みながら、子どもが生まれた時の話なんかを聞かせてあげるのも良いのではないでしょうか。
からだのしくみを学べる!はたらく細胞人体のふしぎ図鑑
マンガだけじゃ物足りなくて、図鑑的なものも読みたい!と言う人はこちらがオススメです♪
各キャラクターが本当はどんな姿をしているの?というのがフルカラーで見ることができます。
はたらく細胞の絵本
はたらく細胞は、なんと絵本にもなっています。
子どもが小さくてマンガはまだ読むことができないけど、体のことに興味を持って欲しい!という人は、こちらをまずオススメします♪
子どもが本に興味無さそうなときは?
「うちの子、全然本を読まないんだよね〜」
「本を買っても、絵が可愛くないとか言って読んでくれない・・」
子どもに本を読む習慣をつけて欲しくて本を買ってみたけど、子どもが興味を示してくれないときってありますよね。
うちも最初にサバイバルシリーズを図書館で借りてきたときに、娘たちの反応は冷たかったんです。
よっぽど好奇心旺盛な子じゃなきゃ、読んだことのない本はなかなか手が伸びないもの。
そこで、うちでやっている、本を読んでもらうための対策を3つご紹介します!
親が読み聞かせする

なんでもそうですが、やっぱり最初の一押しは親がやってあげる方がスムーズです。
マンガだって読み聞かせしちゃってください!
ただ、このときの注意点が2つあります。
- 子どもは絵が気になって、どこを読んでいるかわからなくなりがち。指差しながら読んであげる。
- 小さい子だと途中で飽きて違うことをすることがある。でも、耳では聞いていたりするので諦めず読んであげる。
まずはアニメを見せてみる

本の文字を追うのって、子どもにとっては結構大変だったりします。
なので、アニメになっているならアニメから見せてみるのも手です。
そこで内容に触れることができると、本への抵抗感が薄れて読んでくれるようになったりします。
家族で読書時間を作る
親のやっていることって、結構子どもも興味を持ってくれます。
その原理を利用して、親も読書する時間を作っちゃいましょう!
習慣にするにはなるべく同じ時間が良いので、
- 起きてすぐ
- 食事の後
- 宿題の後
- 寝る前
こんな感じで、他のことを始める前などの時間を使うのがオススメです。

うちはいつも寝る前に30分〜1時間、好きな本を読んでいます。各自で本を読んでいる時もありますし、私が読み聞かせをしているときもありますよ。
まとめ
ここまで、勉強になるマンガ3シリーズと本に興味を持ってもらうための対策をご紹介してきました。
まとめると、親子で勉強になるオススメシリーズはこの3つでした!
- 家にいても社会科見学ができる「学研のひみつシリーズ」
- 家にいながら環境問題や世界のことが学べる「サバイバルシリーズ」
- 体の中のことが医学部並みに勉強できる「はたらく細胞シリーズ」
また、本に興味がなさそうな場合は下記の対策をオススメしました。
- 親が読み聞かせをしてみる
- 最初にアニメを見せてみる
- 家族で読書時間を作る
コロナ禍だからできない、ではなく、コロナ禍だからこそできることを考えて、日々楽しく過ごしていきましょう!
えいみでした。
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