最近、ちまたでは投資や資産運用が人気ですね!
税金がかからないNISAを始める人も増えてきました。そこで、

今回は、投資歴10年、一般NISAと積立NISAの両方を経験したえいみが
2つの違いを比較してみました!
さっそくですが、結論からいうと「どっちがお得かは、人による」になります。
これから説明していきますが、一般NISAと積立NISA、名前は似ているんですが投資スタイルは全然別のものになります。なので、どっちがお得か?というのはちょっと違う話だったりします。
そもそもNISAとは?
NISAは2014年にスタートしました。国が投資初心者向けに

株で儲けても税金とらないから、投資を始めてみてね!
という制度です。「NISA口座という専用の口座で取引をする」というだけで、普通の投資とやることは一緒です。
2018年からは、

もっと簡単な、投資信託だけができるNISAも作ったよ!始めてみてね!
ということで積立NISAがスタートしました。
一般NISAと積立NISAを比較

この2つが全然違うのは、下の比較記事を見ていただけると一目瞭然です。簡単にまとめるとこんな感じでしょうか。
- 一般NISA:いろいろな商品で投資をしたい人に向いている
- 積立NISA:ほっとくだけの長期投資に向いている
積立NISA | 一般NISA | |
一言でいうと | コツコツ長期で | リスクをとって増やす |
1年で使える額 | 40万円 | 120万円 |
非課税期間 | 20年 | 5年 |
買える商品 | 指定の投資信託 | 株、投資信託、ETFなど |
商品の買い方 | 積立のみ | 単発買い、積立 |
ロールオーバー(延長) | できない | 5年ずつできる |
途中解約 | できる | できる |
一般NISAの特徴
一般NISAは普通の投資とほぼ一緒です。ただ、その利益が非課税になるというのが特徴です。ふつうに株式投資をすると、利益から約20%の税金が取られますからね。
積立NISAの特徴
上の表を見てもわかるとおり、積立NISAで買える商品は積立する投資信託のみです。非課税期間も20年と長く、長期投資なのでリスクが少ないのが特徴です。

私も途中でNISAの存在を知って、急いで切り替えました。国がすすめる税制優遇なんかは基本的にメリットが大きいので、積極的に活用したいですね。
どちらが向いているか知りたい人
ではここからは、自分はどちらに向いているのか?を掘り下げていきましょう。
一般NISAが向いている人
一般NISAは普通の株式投資とほぼ同じなので、株式投資や投資信託などいろいろな投資方法が選べます。
ただその分知識も必要でリスクもあるので、こんな人が一般NISAに向いています。
- 自分で株式投資をやってみたい人
- 株主優待をもらってみたい人
- 5年10年の中期で投資をしたい人
- 株価が下がる不安に耐えられる人
積立NISAが向いている人
積立NISAは、プロにお金を預けて(投資信託)ゆっくり資産を増やしていく方法です。
なので、こんな人が積立NISAに向いています。
- 投資がはじめて
- あまりリスクを取りたくない
- 会社の株とか、どれを買えばいいかわからない
- 長期でゆっくり増やしていきたい

私は最初は一般NISAをやっていましたが、基本的にビビりということと、投資先を選ぶのも面倒だったので積立NISAに変更しました。
まとめ
ここまで一般NISAと積立NISAの違いを比較してきました。
まとめると、
- 中期でちょっとチャレンジしたい人は一般NISAがおすすめ
- 長期でゆっくり投資したい初心者は積立NISAがおすすめ
残念ながら、2つのNISAは同時にやることはできません。でも、もし投資を始めてみたいと思っている人は、必ずどちらかを使った方が税金分お得になります。
また、NISAの制度はいつまで延長されるかわかりません。2023年に廃止が決まったジュニアNISAのように、突然廃止になってしまうかもしれません。もし、気になっている人は早めにはじめてみることをおすすめします!
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